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手と紙とは?

2019/9/22-23の2日間
松山市の港町 三津の古民家で
手紙を書くための時間
「手と紙」が開かれました。

始まりは、三津の古民家・旧鈴木邸に
当イベント発起人が初めて訪れ、過ごし、感じた個人的な想いから。

木の柱、畳の踏み心地、廊下のきしむ音、
修繕され使われ続けている建具や器…
それらを包むように流れる
中庭からの風、縁側へ陽が落とす影…

それらすべてがつくりだしている
なんともゆったりと、自然と流れる時間
「この建物の空間・過ごす時間を
 もっといろんな方に味わってもらいたい」
そんな何とも勝手な想いを、家主のまゆこさん、縁と月日堂のたかはしともこさんに相談したとこ始まった、手紙を書くためだけの時間を設えたイベントでした。


一度は家主を失ったこの古民家をなんとかして「遺さなくては」と
住み継ぐ決意をしたまゆこさんの熱い想いにも惹かれたのだと思います。
この場所ありきで始まった企画でした。

”手”で”遺す”ということを大切に
かたつむりの歩みのようにゆっくりとですが、
それでも確実に、
届けていきたい想いをかたちにしていきます。

手と紙 発起人
ゆるやか文庫 青山優歩

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